【呪術廻戦21話感想】ナナミンも吉野くんもどうなってまうんや
呪術廻戦、サブタイトル「幼魚と逆罰」篇の三話目(‐参‐)ですね。
ちなみに逆罰とは
「理不尽なことを神仏に願って、かえって罰を受けること。また、その罰。」(コトバンクより)とのことです。
ここまでの流れを見て素直に考えると、幼魚=呪詛師の卵(?)の吉野くんということになりそうです。
呪詛師とは、今週説明があった通り、呪術を悪用する人間のことです。
ということは、幼魚の逆罰篇は、「呪霊でもない吉野くんが理不尽に人を殺める術を手に入れようとするばかりに罰を受けてしまうまで」を描く篇になるのでしょうか。
その罰は、はたして呪霊になってしまうのか、それともなんらかの実験台にされてしまうのかはまだわかりませんが。
タイトルの話はこのあたりで、本編の感想です。
最初の吉野と真人の会話ものすごくいいですね。
「好きの反対は無関心」この言葉遊びをバカにしていった上で、
吉野くんの幼稚さを読者に見せることによって「好きの反対は嫌いだから」派もぶった切っていくスタイル。
結局は全部「生きるための言い訳」とぶった切る真人の強キャラオーラがとてつもなくよいです。
そして、真人いわく、人間は「心」という理解できないものを特別なものとして見ているから、物事を複雑化してしまうと。
人間には魂だけがあり、喜怒哀楽の感情もすべて機械的なものなので、だから人間も動物も自然もすべて同等の命、と。ただ在るだけでめぐるだけだと。憎めば殺せばいいし、なにしたっていいと。
いやもう敵キャラの造形がうますぎますよね。
真人という人間に対する負の感情が具現化した呪霊が、
人間の心がなんたるかを語る。説得力が段違いですよ。
そんな理由があって、人間で実験を続ける真人。
さあ、場面切り替わって主人公サイドですが、
虎杖は、犯人探しとは別の仕事を任命されましたね。
七海先生の大人としての立ち振る舞いすべてが、本来大人のあるべき姿すぎて素晴らしいばかりですわ。
そして虎杖は吉野くんを追うことに。
二級呪術師と二級呪霊の関係がきましたね!
なるほど、二級呪霊をあっさり倒せるから二級呪術師と。
同格ではないんですね。
この設定をここで出したのすげえうまいと思ったのは
ラストで、一級呪術師の七海先生と特級呪霊の真人の会敵がきたことですね。
なるほど、勝てそうにないマッチングかと思ってたけど、
一級呪術師でも特級と同格ではあるかもしれないと。
しかも七海先生の呪術は、うまく戦えば挌上にもたしかなダメージを残せる呪術ですからね。
これはほんま熱いマッチング・・・
そして真人と別行動の吉野くんには果たして呪詛師としての能力は与えられたのか。
来週を待ちましょう!
今週はこの辺で!
ちなみに今回初投稿になります。
ジャンプ感想、映画感想、等々かいていけたらなと思いますので、
何卒よろしくお願いします。
ななまる