【呪術廻戦】六眼(ろくげん)って無限(むげん)とかかってる?

こんばんは。

ななまるです。

 

 

呪術廻戦の過去編楽しいですね。

 

 

今週満を持して、五条悟の特別な目について少し明かされました。

そう、「六眼」です。

 

 

「六眼」と「無下限呪術」の抱き合わせ = 五条悟が最強術師たる所以

 

 

ということですが、

 

「六眼」ってなんぞや。と。

なにができるの。と。

 

 

というわけで今回はこれまでの情報を整理しつつ、

「六眼」ってなんぞや。という疑問について少し考えていきます。

 

 

まず、無下限呪術ってなんだっけ。ってところから。

 

第14話「急襲」にて、

五条先生はこう解説してます。

 

「無限はね、本来至る所にあるんだよ。僕の呪術はそれを"現実に持ってくるだけ"」

 

具体的になにができるかというと

 

 ・相手の攻撃をめちゃめちゃゆっくりにする(当たらない)

 ・逆に敵との距離を一気につめる。

 ・疑似ブラックホールを敵にぶつける。

 ・無限の処理を相手に強要する(領域展開) ...etc

 

と色々なことができるわけですが、

 

 ・扱いが難しい(繊細な呪力コントロールが必要)

  →特別な眼が必要

 

といったデメリットもあります。

 

 

じゃあなんで「特別な眼」があれば「無下限呪術」が扱えるのでしょうか。

 

 

「無量空処」をくらい、

無下限の内側にご入場された漏瑚さんはこんなことを言ってました。

 

「何もかも見える。全て感じる。いつまでも情報が完結しない。故に何もできん。」

 

無下限の内側では「無限」を感じることができ、

 

たとえばリンゴを見て「リンゴだなこれは」と思うまでに

私たちは通常

 

「赤いものがある」

「かたちは丸い」

「へたがついてる」

「サイズは掌くらい」

「うん、今までの経験から察するにあれはリンゴだろう」

 

くらいの処理で済むのですが、

 

あのときの漏瑚さんの目の前にリンゴを置いた場合、

「見えすぎて」しまっているので

 

「なにかある」

「ある場所は濃い赤だしある場所にはシミがある」

「そもそも"赤"という端的な言葉であらわせるものではない」

「わかる。わかるぞおれには。1mmごとに色がちがう」

 

 ........と、だいぶ適当ですがまず「赤いもの」であると判別するまでに

無限の処理を強制されていたのです。

 

「りんご」と判断するのに必要ない情報まで見えちゃうってことですね。

ゆえに脳がパンクしてしまう。(なにもできなくなる)と。(2巻解説参照)

 

 

では、五条先生は?

領域展開は術式の能力を別物にかえるものではなく

自分のフィールドに引きずりこむものなので、

五条先生も「無下限の内側」を体験するはずです。

なぜ普通に動けていたのでしょうか。

(虎杖も無量空処中なにも言葉を発していない)

 

というところで、「特別な眼」です。

 

 

通常の眼であればキャパオーバーしてしまう無限の情報も、

「特別な眼」であれば「そこから使いたい情報だけをとってこれる」のではないでしょうか。

 

 

つまり、「無限を現実に持ってくる"だけの"術式」

と「無限を"理解(処理)すること"」は別物であるといえます。

 

「本来あらゆるところにある無限」を処理することのできる目が「六眼(ろくがん)("むげん"とも読める)」なのではないかと。

 

 

「無限の中を自由に動ける男」

 

が五条悟。(?)

 

 

という仮説でした。

 

 

前提や知識が間違っている箇所もたくさんあるかと思いますが、

こうやって色々振り返りながら考えるの楽しいよね。というわけでご容赦ください。

 

 

過去編のつづき楽しみですね。。!!!!

夏油や伏黒パパについて考えるのも楽しいですよね。

 

 

以上です。

それではまた。

【呪術廻戦58話感想】伏黒恵、雪辱を晴らすべく――覚醒。

こんばんは。ななまるです。

20話空きましたが、呪術廻戦感想やっていきます。

 

58話タイトルは「起首雷同 ー肆ー」

伏黒を主軸に置いた篇になってます。 

 

付和雷同」という四字熟語は、

「自分の考えがなく、人に合わせること」を「雷の音と同時に人が動くさま」になぞらえた言葉です。

 

「起首雷同」はそれをもじった造語であり、「物事のきっかけ(=起首)」

つまり、転じて「ある出来事をきっかけとした事件のはじまり」を表していると考えられます。

 

 

「宿難が受肉したこと」が ” 雷 ” にあたるのでしょう。

 

 

そして受肉と同時に、「指を取り込んでいた呪霊」が目覚め、真人たちも動き出し、呪術師たちも動き出した。と。

 

 

そんな物語が大きく動き出す予感をさせる今章ですが、、

 

今週すごかったですね。。。。

 

 

まず、伏黒"単体"での特級呪霊との対峙はなんと

「呪胎戴天ー肆ー」における宿難戦ぶりです。

 

 

「起首雷同 ー肆ー」と「呪胎戴天ー肆ー」、対比されているのは明らかです。

 

 

「逃げた自分」との対比

「本気を出せなかった自分」との対比

「自分の命までも捨てようとした自分」との対比

「戦いを楽しめなかった自分」との対比

 

そして、あのとき”虎杖の胸を目の前で貫かれた雪辱”を晴らすかのように

特級呪霊の”胸”を貫いて伏黒恵は勝つのです。

(呪いの急所は頭だと東堂さんがおっしゃってたのでこれは確信犯。)

 

 

しかし、まさか学生組初の領域展開がここで見れるとは思ってなかったですね。。

 

領域展開の名前は「嵌合暗翳庭」

 

嵌合の意味は

 

「軸が穴にかたくはまり合ったり、滑べり動くようにゆるくはまり合ったりする関係」(コトバンクより)

 

上記が解釈としてよさそうです。

 

「暗翳」はそのまま「暗影」ですね。

 

噛み砕くと「型にはまりすぎず自由に影を使いこなそう」というコンセプトでしょうか。

 

「影の奥行きをすべて吐き出す」というセリフにもあるように、

今まで「収納スペース(=奥行き)」として使用していた影を領域内にすべて吐き出してます。

 

そしてそこには具現化しきってない「影と同化した式神たち」が蠢きあってます。

 

宿難に言われた「広く使おう」を実践したのかフィールドをカエルサーフィンしてる伏黒くんが可愛いですね。

 

そして術式(影を媒体にして式神だせるよ)の解釈を広げ、自身もまた領域内では影と同化することができると。

 

さらには形が自由自在な影を使って呼び出してるんだから、式神のかたちもまた自由なのか、鵺が2体に分裂してます。

 

 

最後は呪力で領域を破られるも、敵の影を媒体に移動してフィニッシュ。。。

 

 

かっこいい。。

 

 

 

領域展開のポーズですが、

 

「九字真言の意味を少し深掘りしてみる」

http://www.yamato556.jp/nihonron/kuji_01/#prettyPhoto

 

上記の記事にあるように九字真言がモチーフかなあ、と。

「陣(=内縛印)」をベースにして、右手親指だけ「皆(=外縛印)」になってるのかな。

 

もう少し調べたほうがよさそうですねここは。

 

 

それにしても今週もおもしろすぎましたね。。。

センターカラーで宿難に首を絞められかけてるのが若干こわいですが。

どうなるでしょうか。

 

では、今週はこの辺で。

 

 

 

【呪術廻戦37話感想】ユウジとアオイの大特訓がアツイ

こんばんはななまるです。

遅ればせながら呪術廻戦37話感想いきます。

 

 

 

「目より先に手が肥えることはない」

虎杖の強さの根本を少し明かすナレーションから今週はスタート。

 

 

虎杖の目の良さについては以前からちょくちょく模写がありました。

 

例えば、吉野との初顔合わせのシーンではほんの一瞬で「吉野が呪霊を感知している」ことを見抜いています。

また、呪胎篇では「特級が楽しんでる」こともいち早く見抜いてますね。

 

 

そんな”目の良い”虎杖は軌道修正を繰り返しながら体術で東堂を圧倒していきます。

 

しかし「逕庭拳」は決定打にならず。

東堂先生のレクチャーがはじまります。

 

「”少量の呪力が乗った全力パンチ”と”遅れてやってくる本命呪力”の分散が逕庭拳の真髄」→「威力も充分、その程度の奴が相手ならば」

→「特級には威力が不十分」→「じゃあどうしよう」

→「全力パンチに本命呪力全部のせようね」

 

と虎杖の答えをスムーズに誘導する東堂さんすごい。

 

それを実現するには

「呪力を流す意識」に囚われすぎないことが大事だそうです。

 

「怒りを生む起点から流したい部位に呪力を流していく」

これがセオリーだそうですが、部位分けすることが呪力の遅れを生むと。

 

なぜなら「全身全霊で世界に存在している」から

 

 

たとえば「歩く」という行為ひとつをとってみても

頭で歩きたいと考え、脳が歩けと信号を出して、神経を伝って、足を一歩動かし、次は反対の足を動かし、という行程をたどっているわけですが私たちは普段そんなこと考えないですよね。

逆にその行程を意識すると確実に踏み出す一歩は遅れるし、今まで自然にできていた腕を振ることや、歩きながら話したりすることなども難しくなるでしょう。

 

 

これを「怒り」などの負の感情に置き換えた話が今回の話だと思われます。

 

怒ったときに腹がたったら全身で怒りを自然に表現するわけですが

「怒りのぶつけ方」を考えてしまうと一歩遅れてしまいますよね。

一般人はそっちのほうが絶対いいんですけど。

 

 

つまり「怒りを拳にこめろ」と思った時点で遅れてるということです

 

 

ここで思い出すのは呪胎篇の特級との戦い

あのとき虎杖は憎悪や恐怖など様々な負の感情をすべて特級にぶつけましたが

少しもダメージを出すことができていませんでした。

 

それはあのとき「全て 出しきれ 拳に のせろ!!」と意識してしまったからかもしれないと。

 

あの回を読んで、「虎杖って全部呪力込めてもこんなもんなのか....」と少し思いましたが、もし正しいのせかたをしていれば特級に一泡吹かせることができていたかもしれませんね。。 

 

 

東堂先生の素晴らしいレクチャーでなにかをつかんだ虎杖は東堂に一泡ふかせることができるでしょうか。期待です。

 

 

さて場面はかわって野薔薇パンダパート

 

野薔薇の煽りとモノローグがめちゃめちゃ好きです。

相手が自分と同じ怒りの価値観を持ってるからこそなお腹立つ気持ちわかります。

 

「真依の苦労、女が呪術師として生きていく意味」

だいぶ呪術廻戦らしい先が思いやられるフレーズがでてまいりました。

このまま5巻くらいの帯キャッチコピーになってもおかしくない。

 

既出の強キャラたちや上層部を見ても男性社会感が拭えない呪術界隈で女性はどんな扱いを受けているのか。だいぶヘビーな爆弾がふってきそうです。

 

 

そしてメカ丸が呪骸ということが確定しましたね。

「人形風情が知った口を」と。

 

変身してますしパンダと違ってがちがちに戦闘用に作り出された呪骸っぽいですね。

彼にも彼の苦悩があるのでしょうか。戦うためだけにうまれてきた存在的な。

 

 

京都勢の掘り下げがほんとに楽しいですね。

 

それにしても真依はどこいったんだろう。

西宮のフォローにくるはずでしたが見当たりませんね。

 

援護で近くに潜んでいる可能性もありますが西宮が真依の目の前で真依の苦労を語り出したらちょっと気まずいですよね。

 

内通者の動きもこわいのではやく狗巻先輩が呪霊を全滅させてくれることを祈ります。

 

今週はこの辺で。

ではまた。

 

 

【呪術廻戦35話36話感想】伏黒の扉絵がエモい・・!やっと交流会らしくなってきた!!!

 

こんばんはななまるです。

呪術廻戦35話36話感想いきます。

 

 

まず最初に・・・

 

 

36話めちゃよかった・・・!!!!!!

 

 

実をいうと「幼魚と逆罰篇」が終わって

「交流会篇」に入ってからいまいちノリきれていない自分がいました。

 

ギャグは冴えわたっているし

京都勢の術式はかっこいいし

虎杖VS東堂は熱いし

 

と面白いことは間違いないのですが

なぜかノリきれないという謎現象にさいなまれ、

ブログ更新も少し滞ったりしておりました。

 

 

しかし、そのもやもやが36話でぽーんとはじけとびました。

 

そんなこんなも交えつつ感想いきたいと思います。

 

 

35話では「女の好み」をきかれた虎杖の回答からスタートです。

 

東堂と一字一句たがわずばっちし性癖があってしまった虎杖は「親友」認定を受けます。

 

 

扉絵は東堂の脳内にあふれ出した存在しない青春の一コマ。

どこか既視感がありますよね。そうです27話「もしも」の扉絵です。

 

あのときは「吉野の生死をわかつ週であったことの衝撃」と読者全員の「こうなってほしかった」という思いが扉絵で実現されていたこと、また「文脈に沿わない想像シーン」だったこと等々の理由で

 

どこか「芥見先生から読者へのサービス」と受け取っていた自分がいました。

 

が、

 

35話の扉絵と説明を見ると

 

「もしも」の扉絵も「虎杖の脳内にあふれ出した存在しない記憶、あるいは理想」と捉えるほうが自然かもしれないと気づきました。

 

あの4人が揃っているシーンを想像できるのは作中には虎杖以外いないわけですよ。

 

 

それがあふれ出したのは「目の前で息絶えてしまった瞬間」なのか「高専にこいよと誘った瞬間」なのかは不明ですが、

 

単なるギャグ扉絵が間接的にキャラの掘り下げを補完しているのがすごいですよね。

 

 

また東堂に親友認定され「今、名前きいたのに!?」と虎杖は驚いていて、

読者も「東堂やべーな」と思っているわけですが

 

「一度遊んだだけ」の吉野を「命をかけて」救おうとした虎杖も充分異常なんですよね。おれはどうなってもいいから、と宿難に頼んで救おうとしていたシーンの凄みも深まりますよね。

 

 

それにしても青春アミーゴ・・なつかしい・・・・

あのころは華の小学生だったのに・・・・・

ちなみに「野ブタをプロデュース。」は個人的当時ちょっとこわいドラマでした。

なんかちょっとホラーテイストな回とかあったよね?色調も全体的にこわかったよね?

自分だけ?

 

 

はい。寄り道してしまいました。(修二と彰悠仁と葵ちょっと似てるのが腹立つ)

 

 

 

 

さて晴れて親友となった2人のもとに京都の刺客がきます。

 

西宮ちゃんナチュラルに飛んでますね。あのホウキが誰でも扱える呪具であればみんな飛んで索敵すればいい話なので、彼女の術式の一種でしょうか。それとも高度な呪力操作の一種か。

 

 

そしてでました。三輪ちゃんの「シン・陰流 簡易領域」

 

「シン・陰流」には柳生新陰流が元ネタにあるようです。

古武術の一種のようで元ネタは400年以上歴史のある剣術。家柄もしっかりしていると思われるので、36話で判明した「三輪ちゃんが貧乏な理由」はまたべつに語られそうですね。

 

 

さて「簡易領域」ですが

これは「領域展開」の一種と思われます。

呪胎篇で特級呪霊が展開していたような「術式の付与されていない未完成な領域」と捉えてよさそう。

「必中」ではなかったのは「術式が付与されていない、つまり術式での攻撃ではない」からでしょう。

 

「環境要因によるステータス上昇」も領域展開による効果のひとつであり、これがメリットかなとも思ったのですが

「環境要因」ってことは、漏湖なら「火山」、五条なら「無限」の術式が身の回りにあることで自分も強化されるよってことだと思われます。

 

 

そうなると「簡易領域」はまた別のところにメリットがありそう。

 

 

呪胎篇の特級がその生得領域内で「玉犬をいち早く始末していたり」「虎杖たちの前に急にあらわれたり」と「領域を広げる」ことにはその「呪力もしくは異物に対する感知能力」を強化もしくは拡張できるのかな、と

 

 

「領域を広げる」ことは呪力をめちゃめちゃ消費するようなので、三輪ちゃんの呪力量はそこそこありそうですね。

 

 

そしてメカ丸のアイアンマン風ビームがめちゃめちゃかっこいい。

ヒーロー着地も前に書いてたしアイアンマン好きなんだろうな。。

(アイアンマン1は永遠に語り継がれるだろう名作ですよね)

 

 

さて、横槍を嫌った東堂も術式発動

 

「対象物の位置を入れ替える」術式でしょうか。

「無限」や「線分」のようななにか一言のモチーフがあるかと思われますがなんでしょうか。「ワープ」という見方をすると無限感がありますが、無限系列の能力で五条と遠い親戚とかだったらおもしろいですね。

 

 

東堂の逆鱗に触れ、身を引く加茂一向

 

西宮ちゃんは鵺に落とされ

加茂&三輪のもとに伏黒&真依が駆けつけ35話終了です。

 

 

 

そして36話ですよ。。。。

 

 

なんといってもまず扉絵ですよね。

 

先述した「交流会篇」にいまいちノリきれていなかった理由として

「虎杖合流」をギャグシーンにしたまま進んでいたことがあったかもしれません。

 

もちろん「半泣き野薔薇」や「伏黒の虎杖に対する信頼や心配」など

一年ズの絆を見れて嬉しかったですし、合流シーンは最高に面白かったので最高だったんですけど

 

虎杖を私情で救い、特級にかなわず虎杖に命を救われ、なのにけじめとして虎杖を始末しなくてはならず、なのにそれも叶わず「あのときなぜ逃げた」とハッパをかけられ、なのに「長生きしろよ」と遺言まで残された伏黒が

 

虎杖の無念を慮り正くんの名札を届けた伏黒が

 

虎杖が実は生きてたことを知って

どんな顔をするんだろう、どんな感情を抱くんだろうと

すごく期待をしていたので

 

 

「引き算の美学」が芥見先生の武器なので

今回も想像であてがっていたのですが、

 

たとえば「吉野が母の遺体を見つけた瞬間」を削ったのは直接シーンを見るよりつらかったですよね。

 

でも今回はちょっと違くて

 

 

ってとこに扉絵で最高の足し算がきましたね。。。

 

「安堵」の一言ではあらわせないその感情。。(アクタージュか)

 

虎杖が死ぬときにしか見せなかった笑顔

きっとあのときは手向けの笑顔

 

 

満たされました。

 

 

 

はい。

 

 

そして本編も素晴らしかった。。。

 

ノリきれなかった理由第2として

 

個人的に「内通者」や「虎杖殺害」を阻止するぞという1本線のストーリーしか追えてなかったという理由がありました。

 

ただ今週いろんな要素が加わって

 

・虎杖の修行

・京都勢のポジティブな掘り下げ

・交流会の意義

・「宿難の器」に対する恐怖(それを逆手にとった上層部の思惑?)

 

「交流会篇」どんどん深みを増していますよね。

 

三輪ちゃんが2年生ながら学長の側近ポジを買ってでていたのも、

嫌なのに作戦に加わる理由も掘り下げがあって

その理由も清々しくてよかったですね。

 

 

団体篇ですがある程度個人マッチングになりそうですね。

 

パンダ野薔薇に絡まれている西宮のもとにはメカ丸と真依がフォローに向かっているので「呪骸対決」と「因縁対決」がうまれそうです。

 

 

そして少し気になったワード

伏黒から出た「御三家」

これ初出ですよね・・?(ちがったらごめんなさい)

 

「加茂家」は含まれるとして

残り二つはどこでしょうか。乙骨の家系が入るでしょうか。

 

「禅院家」もはいりますかね。

 

 

御三家集会とかしているんですかね。

「宿難の器」である以上に虎杖を始末する理由がありそうな言い回しでしたよね。

 

 

 

そして虎杖VS東堂も斜め上の方向に盛り上がってまいりました。

「100パーの呪力を打撃にのせる」のが解決策でしょうか。

 

 

ただ「少ない呪力でも打撃が成立しているから動きが読みづらい」ことはほめているので

 

「決めの一発」と「ジャブ」を使い分けることができるようになるのが解決策なのでしょう。

 

映画鑑賞で培った「いつでも一定の呪力」から「呪力量をコントロールできる」ように頑張っていただきたい。

 

 

 

 

今週はこの辺で。

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

【呪術廻戦34話感想】虎杖vs東堂、主力対決がいきなり勃発!

ななまるです。

呪術廻戦34話「京都姉妹交流会―団体戦①―」感想いきます。

 

まず扉絵について。

先週の東京勢と同じ構図で京都勢が描かれています。

 

上段が3年勢、下段が2年勢になってますね。

東京勢は上段が1年、下段が2年勢の構図ですが

 

 

虎杖⇔東堂(今回のマッチング)

真希⇔真依

パンダ⇔メカ丸(人外枠)

 

配置がこのようにところどころリンクしています。

配置どおりのマッチングになったらおもしろいですね。

 

そうなると

 

伏黒⇔西宮

釘崎⇔加茂

狗巻⇔三輪

 

のマッチングになりますね。

 

加茂さん今回弓使いということが判明したので、釘崎との飛び道具対決はありそうですね。

 

魔女っ子西宮さんも西洋のお化けを召喚する式神使いなのかもしれない・・・

狗巻三輪はわからない・・

 

五条が京都勢の扉絵にいるのはなにか意味があるんでしょうか。

実は東京勢に内通者がいるのを睨んでいるとかだったらキツいですが。

 

 

さて本編。

 

さっそくスタートした団体戦ですが、

東京勢の作戦としては、東堂に虎杖をぶつけ効率よく呪霊を祓っていく戦法のようです。

 

「策敵に長けたパンダ班と伏黒班に分かれる」とありますが

式神を使って呪霊を感知できる伏黒はともかくパンダも策敵に長けているんですね。

 

 

伏黒の式神「玉犬」は呪いが近づいたら教えてくれる有能なワンちゃんですが、

パンダの索敵方法は一体どういったものなのでしょうか。

 

玉犬が呪いを正確に感知できる理由は、「呪い」に対する嗅覚が優れているからだと思われますが、それは玉犬が呪力で構築されているからでしょう。

 

なので呪骸であるパンダの五感もまた呪いに対して敏感なのかもしれません。

 

 

予想通り東堂は東京勢にまっしぐら向かってきて東京勢はバラバラに

 

パンダ狗巻釘崎チームと

伏黒真希チームに分かれました。

 

交流会までのあいだ

釘崎はパンダに指導を受けていて

伏黒は真希に指導を受けていたのでこのチームアップは連携面からしても妥当ですね。

 

伏黒に比べて釘崎は戦闘力的に少し見劣りするので狗巻をパンダチームに加えたというところでしょうか。

 

 

さて虎杖vs東堂がさっそく勃発したわけですが

 

虎杖の「勝つよ俺」発言は妙な説得力がありましたね。

幼魚と逆罰篇の「もう俺は負けない」からきてる説得力なのは自明ですが

なにより瞳孔ひらいちゃってるこの表情ですよね。芥見先生の描く表情は本当に魅力的です。虎杖の死んでしまった心は心配でなりませんが。

 

 

いきなりの膝蹴りいいですね。

虎杖は「とりにいく」とき必ず頭を狙いますよね。

4話の雑魚特級相手しかり、真人しかり。

 

これ呪力はこめていたんでしょうか。

100%の呪力はまだこめれないかつ、呪力量に関してもまだ未知数なので

虎杖が現状呪力で殴って充分なダメージを与えられたかはわかりませんが

こめていたとしたらなかなか厳しい戦いになりそうです。

 

反対に東堂は呪力を込めたパンチでお返し

(呪霊にダメージを出せているので)

 

しかし3級呪霊といえど粉々になる威力はやばいですね。。

虎杖の「逕庭拳」は雑魚呪霊相手に1撃で致命傷は与えたものの原型はとどめていましたので威力の差は歴然です。(呪霊ではなく人間だよってツッコミはなしで)

 

 

しかしノーガードでばかすか殴られたのに立ち上がる虎杖は半端ない。

同じことされた真人さんは身代わり使って逃げてたのに。。

 

立ち上がり拳を握ろうとしている虎杖は逕庭拳で反撃といくでしょうか。

 

 

そして東堂先輩のクエスチョンコーナーで今週は引きです。

この質問は「おもしろいやつなら手加減してやろう」という彼なりのやさしさなので返答次第では次週以降の展開が大きくかわってきますね。

 

個人的には「性癖が合う人間には本気をだせない」という縛りだったらおもしろいなと思いますが。

 

 

さて京都勢はどう動いてくるでしょうか。

東堂の動きをまったく把握できていないようですが

「東堂を監視し、虎杖に止めをさす」プランより

「全員で虎杖を襲撃」プランに決定したのでしょうか。

 

どのみち東堂に先越されちゃってるので、見つけたとしても

「東堂の勝ちを見越して止めをさしにいく」プランに切り替えている可能性はあります。途中で邪魔すると殺されかねませんしね。

 

内通者は虎杖を生かすためにどう動くでしょうか。

東堂が内通者であれば力の差を見せつけてから適当に虎杖を気に入ったふりして停戦

を申し入れれば簡単に生かせそうではありますが(虎杖は納得しないでしょうが)

どうでしょうかね。

 

 

 

いや~~~嫌いなキャラがいないから内通者こわいなあ

 

 

では今週はこの辺で。

 

 

箇条書きコーナー

 

・いまさらですが歌姫と東堂の顔の傷めちゃ似てますよね。同じ呪霊、もしくは呪詛師に受けた傷でしょうか。前年の百鬼夜行でできた傷なのか、彼らもまだ倒せていない強い呪霊がいるのか。

 

・扉絵の三輪ちゃんと究極メカ丸が好きすぎる。メカ丸ディテール凝ってるなあ。おでこのマークはなんだろう。

 

・「団体戦」というタイトルは「個人戦」があると考えていいのか。でももう虎杖東堂サシでぶつかっちゃってますし途中でどんでん返しイベントが起こりそうではあります。

 

・3級呪霊よなぜ身を呈して虎杖をかばった・・!さてはおまえ内通者の差し金だな・・!!

 

 

 以上です。今週のジャンプめちゃめちゃおもしろかったですね。

ではでは。

【呪術廻戦32.33話感想】思惑ひしめく交流会篇突入・・・!

こんばんは。ななまるです。

先週更新できずに申し訳ありません・・・

 

まとめて感想いってみましょう。

 

「幼魚と逆罰篇」が終わり先週32話は「反省」とつなぎ回をはさみ

今週33話より「京都姉妹校交流会―団体戦⓪―」がはじまりました。

 

今のところじっくり交流戦篇を描いてくれる模様でまずは一安心しました。

 

 

32話「反省」とサブタイトルがついていますが、

敵側の大反省会と、虎杖の「黙っててすんませんでした」の2つをさしているようです。

 

しっかりオチにサブタイトルを使ってくるとこに笑いました。

 

 

さて本編

 

 

・呪霊サイドの動きについて

 

ジョーゴさんが五体満足に復活してました。

彼は「火山災害に対する負の感情の蓄積が産んだマスコットキャラクター」なので

火山地帯で休むことで呪力の回復ができるんでしょうか。

 

しかしその理論でいくと「人間の呪霊である真人」は無限に呪力回復できてしまいそうなので、ただ落ち着くからって線でよさそうではあります。

 

ジョーゴさんが吸ってるパイプのようなものは呪物でしょうか。

呪物を取り込むと呪力があがることは1話で明言されているので可能性は高そうです。

 

 

そして真人の反省会が行われていました。

 

宿難さんの性格や行動理由を知っている読者としては真人が考えている改善策はどれも通用しそうにありませんね。

 

そんなことを見越してか夏油は「指をすべて集め宿難に献上する」というプランを裏ですすめていました。

 

 

「指がすべて集まるまで待てない」

「6本の指を回収」

 

夏油の発言を追っていくと20本といわず、指を何本か取り込ませた時点で

身体の主導権が入れ替わると見込んでいるのでしょう。

 

そして高専サイドは完全に虎杖を拘束した状態ですべて取り込ませてその場で処刑というプラン(その前に処刑するプランがたってますが)

 

しかしジョーゴさん「献上する」というへりくだった言葉遣いをみると

呪霊サイドは宿難を完全に王としてみているんですね。

 

「利用してやる」もしくは「仲間になろうぜ」くらいの感覚だと思っていたので意外でした。

 

 

すがすがしいほど悪役の芯が通ってていっそ気持ちがいいですね。

呪術師側はドロドロしていてそれぞれ正義に悩んでいるので対比がイイ。

正義はいつだって悩ましい。

 

しかし夏油が目指している世界はまた違うので、どこで彼のどんでん返しがあるか楽しみです。

 

 

・内通者について

 

33話では「内通者」の存在がほのめかされました。

 

 

・夏油は高専保有する指の本数を把握している

・上層部の虎杖に対しての意向を知っている

・虎杖が死亡した際「生きている可能性」を推していた

 →今週「術師は他者の呪力で殺さなければいけない」ことが判明した

 →つまり「自死」であったことを知っていたため「生き返る可能性」を見込んでいた

 

見落としている箇所もあるかもしれませんが伏線はだいぶ前から張っていたのですね

 

 

自死」であったことは公式情報のようですので(報告書かな)

東京、京都どちらに内通者がいるのかはまだ不明です。

 

 

五条は呪霊サイドが目的をもってつるんでることに違和感をもったのでしょうか。

決定打は「真人さんが吉野を利用していた」ことにありそうです。

 

 

さて京都学長が「虎杖殺害」の命を出したわけですが

これ五条の作戦ですよねおそらく。

 

 

・交流会のタイミングでの虎杖復帰

・京都学長に対しての必要以上の煽り

 

内通者の存在を見越して交流会であぶり出そうという作戦だと思われます。

 

呪霊サイドは虎杖生存を望んでいるので

「殺害を阻止しようと動く人物」が怪しいと思われます。

 

五条先生が東京サイドの誰かに「虎杖が1人になるような作戦」をたてるように伝え、どこかで虎杖が一人にさせられるタイミングがあれば京都東京どちらからも探れそうです。

 

虎杖が「大役」といっているのも怪しいですよね。

 

 

 ・・という妄想

 

 

 

本筋はこのあたりでしょうか。

幼魚と逆罰篇の余韻が抜けきらず感想意欲が下がり気味でしたが、

新たなドラマがはじまりそうなので来週からもどんどん楽しんでいきたいです。

 

 

箇条書きコーナー

 

・伏黒の「おれも’’割と’’負けたくない」がめちゃめちゃいいですね。伏黒が強くなると誓ったのは虎杖の死を経てのことなので、’’絶対’’ではなく’’’割と’’なのが生きてた安堵とちょっとした甘えが出ててよきです。

反対に虎杖は「死ねって言ったら死ぬの?」や「大丈夫」と強がってみたりだいぶ不安ですね。

 

・究極メカ丸がツボ。夏油に操られている呪骸とかだったらめちゃめちゃショック。

 

 ・伏黒は禅院の血筋とのこと。母は呪われたとあるので父方が呪術師なんでしょうか。「どこかでのうのうと生きている」らしいのですが呪詛師になったりしてないよね・・?

 

・真人さん虎杖の魂を殺すためにうっかり伏黒に嫌がらせしちゃって宿難さんの逆鱗にまた触れてしまわないか超心配。虎杖と宿難の利害が一致してしまう。

 

・東堂に殴り合い勝つ虎杖めちゃめちゃ見たいっすたのんまっす

 

・集合絵にパンダいると映えるなあ・・ 映えスポットだ・・

 

 

 

 文章リハビリ中で軽い記事ですが来週からもよろしくお願いします。

ではでは。

 

 

【呪術廻戦31話感想】虎杖修行篇終幕――

こんばんは。ななまるです。

 

呪術廻戦31話「また明日」

19話「幼魚と逆罰」からはじまった虎杖の戦いが一旦幕を閉じました。

 

今回はエピローグです。

 

 

・サブタイトル「また明日」と吉野順平について。

 

今章では「魂」の存在が多分にかかわってきてます。

それは戦闘面だけでなく、魂のありよう、つまり心のありようとしてドラマ面にも大きく作用しています。

 

 

今回、真人が「虎杖を殺したい」と漏らしていましたが、

宿難を目的としているため「身体」を殺すわけにはいかない。

そこで「魂」つまり「心」を再び殺すことを決意しました。

 

 

「魂」を知覚している真人だからこそ、

「吉野順平の死」をもって虎杖の魂が死んだことを理解していたと。

 

真人は「身体の死」と「心の死」を同格に見ているのでしょう。

 

 

しかし人間は「魂」を知覚していないので、

「心の死」というものにとても疎い。

 

 

伊藤は「転校しただけ」と償う意志を見せず

先生は、身体の傷を見るまでいじめに気づけなかった。

 

そして女子生徒は吉野が転校してからいじめを報告しました。

「また明日」がなくなってから。

 

そして「心の死」においては

加害者にも被害者にも傍観者にも「また明日」があること。

それは希望であり絶望です。

 

 

ただ、先生は今回「身体の傷」を見て「心の死」に理解を示そうとしました。

 

 

「また明日」がない、いじめっこ3人を憂い

「また明日」がある吉野の心をさらに殺していた先生が

「心の死」に向き合った瞬間でした。

 

 

 

・虎杖は成長したのか

 

虎杖に関してです。

七海に今回「呪術師」として認められた虎杖ですが、

 

七海が虎杖に課した条件は

「宿難という爆弾を抱えていても己は有用であると示す」ことでした。

 

 

今回の戦闘で虎杖は七海の見えていないところで宿難と不利な条件で代わろうとします。吉野を救うためです。

 

それを断られたことで虎杖は「呪い」との線引きをより明確なものにし、

「呪い」を出すことなく(個人的な矜持もありましたが)真人を倒そうとします。

 

しかし、最終的に七海を救ったのは「呪い」で

真人を自分の手で倒すことはかないません。

 

 

虎杖は「宿難に頼らない決心」と「宿難がいなければ人を救えなかった事実」のあいだで揺れ動いていますが、

誰かに必要とされた時点で「呪術師」なのだと七海は言います。

 

もっとも七海は、

結果宿難に身体を奪われなかったことや、領域に侵入してきたこと、共闘の際のコンビネーションもろもろ虎杖自身の素質や判断も買っていると思いますが。

 

 

 

虎杖は、吉野の死によって魂を殺され「殺す」という選択肢をとるようになり、人を殺してしまったことにより「正しい死」を見失ってしまいました。

 

そして「真人を殺す」ことでかつての矜持を再確認しようと決意します。

 

「悪人に悪人たる死をもたらす」ことは「正しい死」なのか、自身の手で確かめようということでしょうか。ここの解釈は非常に難しいです。

 

前の少年院のくだりですが、もし正くんが虎杖の目の前で少女をひき殺していたとしたらどうしていたでしょうか。彼は「悪人たる死をうけるべき」なのでしょうか。

 

あの日1人その死に抗っていた虎杖は、今同じ状況に立ったらどうするでしょう。

 

 

個人的には、最後の悠仁の表情が不安でたまりません・・・

 

 

今後その葛藤と本当の成長が描かれるのがたのしみです。

(呪術師としては成長しているのかもしれません)

 

 

 

箇条書きコーナー

 

・真人の身代わり生成の仕組みがよくわかりません。今回は大きいからだの一部(破裂した破片の一枚)が本体だったということでしょうか。それとも大きいからだは身代わりで別に本体があった? 七海が気づいたタイミングをみると後者っぽいですが、、どうなのでしょう。

 

・魂の格と呪力の総量は別物なのですね。真人は宿難に領域バトルでやられましたが、より領域展開バトルの勝敗基準である「より洗練されている領域」というのは呪力量とはべつのところにあるようです。

 

・真人の目的は「仲間に引き込む」というよりは純粋に「宿難復活による呪いの時代再来」のようです。意外と全体主義というか自分はどうなってもいいのかな・・?漏瑚さんが熱く語ってた内容はみんなの目的だったんですね。それとも自分は「人間に対する負の感情」により何度でも復活できると踏んでいるのか。

 

・安置所にならんでいるのは悠仁が殺した3人と順平かな・・?真人が倒されなかったので術式はそのままか・・すごくビターな結末です

 

 

いろいろと考えることが多い週でまとまりきってないところもありますが、

今週はこの辺で。

 

 

それでは。