【呪術廻戦35話36話感想】伏黒の扉絵がエモい・・!やっと交流会らしくなってきた!!!

 

こんばんはななまるです。

呪術廻戦35話36話感想いきます。

 

 

まず最初に・・・

 

 

36話めちゃよかった・・・!!!!!!

 

 

実をいうと「幼魚と逆罰篇」が終わって

「交流会篇」に入ってからいまいちノリきれていない自分がいました。

 

ギャグは冴えわたっているし

京都勢の術式はかっこいいし

虎杖VS東堂は熱いし

 

と面白いことは間違いないのですが

なぜかノリきれないという謎現象にさいなまれ、

ブログ更新も少し滞ったりしておりました。

 

 

しかし、そのもやもやが36話でぽーんとはじけとびました。

 

そんなこんなも交えつつ感想いきたいと思います。

 

 

35話では「女の好み」をきかれた虎杖の回答からスタートです。

 

東堂と一字一句たがわずばっちし性癖があってしまった虎杖は「親友」認定を受けます。

 

 

扉絵は東堂の脳内にあふれ出した存在しない青春の一コマ。

どこか既視感がありますよね。そうです27話「もしも」の扉絵です。

 

あのときは「吉野の生死をわかつ週であったことの衝撃」と読者全員の「こうなってほしかった」という思いが扉絵で実現されていたこと、また「文脈に沿わない想像シーン」だったこと等々の理由で

 

どこか「芥見先生から読者へのサービス」と受け取っていた自分がいました。

 

が、

 

35話の扉絵と説明を見ると

 

「もしも」の扉絵も「虎杖の脳内にあふれ出した存在しない記憶、あるいは理想」と捉えるほうが自然かもしれないと気づきました。

 

あの4人が揃っているシーンを想像できるのは作中には虎杖以外いないわけですよ。

 

 

それがあふれ出したのは「目の前で息絶えてしまった瞬間」なのか「高専にこいよと誘った瞬間」なのかは不明ですが、

 

単なるギャグ扉絵が間接的にキャラの掘り下げを補完しているのがすごいですよね。

 

 

また東堂に親友認定され「今、名前きいたのに!?」と虎杖は驚いていて、

読者も「東堂やべーな」と思っているわけですが

 

「一度遊んだだけ」の吉野を「命をかけて」救おうとした虎杖も充分異常なんですよね。おれはどうなってもいいから、と宿難に頼んで救おうとしていたシーンの凄みも深まりますよね。

 

 

それにしても青春アミーゴ・・なつかしい・・・・

あのころは華の小学生だったのに・・・・・

ちなみに「野ブタをプロデュース。」は個人的当時ちょっとこわいドラマでした。

なんかちょっとホラーテイストな回とかあったよね?色調も全体的にこわかったよね?

自分だけ?

 

 

はい。寄り道してしまいました。(修二と彰悠仁と葵ちょっと似てるのが腹立つ)

 

 

 

 

さて晴れて親友となった2人のもとに京都の刺客がきます。

 

西宮ちゃんナチュラルに飛んでますね。あのホウキが誰でも扱える呪具であればみんな飛んで索敵すればいい話なので、彼女の術式の一種でしょうか。それとも高度な呪力操作の一種か。

 

 

そしてでました。三輪ちゃんの「シン・陰流 簡易領域」

 

「シン・陰流」には柳生新陰流が元ネタにあるようです。

古武術の一種のようで元ネタは400年以上歴史のある剣術。家柄もしっかりしていると思われるので、36話で判明した「三輪ちゃんが貧乏な理由」はまたべつに語られそうですね。

 

 

さて「簡易領域」ですが

これは「領域展開」の一種と思われます。

呪胎篇で特級呪霊が展開していたような「術式の付与されていない未完成な領域」と捉えてよさそう。

「必中」ではなかったのは「術式が付与されていない、つまり術式での攻撃ではない」からでしょう。

 

「環境要因によるステータス上昇」も領域展開による効果のひとつであり、これがメリットかなとも思ったのですが

「環境要因」ってことは、漏湖なら「火山」、五条なら「無限」の術式が身の回りにあることで自分も強化されるよってことだと思われます。

 

 

そうなると「簡易領域」はまた別のところにメリットがありそう。

 

 

呪胎篇の特級がその生得領域内で「玉犬をいち早く始末していたり」「虎杖たちの前に急にあらわれたり」と「領域を広げる」ことにはその「呪力もしくは異物に対する感知能力」を強化もしくは拡張できるのかな、と

 

 

「領域を広げる」ことは呪力をめちゃめちゃ消費するようなので、三輪ちゃんの呪力量はそこそこありそうですね。

 

 

そしてメカ丸のアイアンマン風ビームがめちゃめちゃかっこいい。

ヒーロー着地も前に書いてたしアイアンマン好きなんだろうな。。

(アイアンマン1は永遠に語り継がれるだろう名作ですよね)

 

 

さて、横槍を嫌った東堂も術式発動

 

「対象物の位置を入れ替える」術式でしょうか。

「無限」や「線分」のようななにか一言のモチーフがあるかと思われますがなんでしょうか。「ワープ」という見方をすると無限感がありますが、無限系列の能力で五条と遠い親戚とかだったらおもしろいですね。

 

 

東堂の逆鱗に触れ、身を引く加茂一向

 

西宮ちゃんは鵺に落とされ

加茂&三輪のもとに伏黒&真依が駆けつけ35話終了です。

 

 

 

そして36話ですよ。。。。

 

 

なんといってもまず扉絵ですよね。

 

先述した「交流会篇」にいまいちノリきれていなかった理由として

「虎杖合流」をギャグシーンにしたまま進んでいたことがあったかもしれません。

 

もちろん「半泣き野薔薇」や「伏黒の虎杖に対する信頼や心配」など

一年ズの絆を見れて嬉しかったですし、合流シーンは最高に面白かったので最高だったんですけど

 

虎杖を私情で救い、特級にかなわず虎杖に命を救われ、なのにけじめとして虎杖を始末しなくてはならず、なのにそれも叶わず「あのときなぜ逃げた」とハッパをかけられ、なのに「長生きしろよ」と遺言まで残された伏黒が

 

虎杖の無念を慮り正くんの名札を届けた伏黒が

 

虎杖が実は生きてたことを知って

どんな顔をするんだろう、どんな感情を抱くんだろうと

すごく期待をしていたので

 

 

「引き算の美学」が芥見先生の武器なので

今回も想像であてがっていたのですが、

 

たとえば「吉野が母の遺体を見つけた瞬間」を削ったのは直接シーンを見るよりつらかったですよね。

 

でも今回はちょっと違くて

 

 

ってとこに扉絵で最高の足し算がきましたね。。。

 

「安堵」の一言ではあらわせないその感情。。(アクタージュか)

 

虎杖が死ぬときにしか見せなかった笑顔

きっとあのときは手向けの笑顔

 

 

満たされました。

 

 

 

はい。

 

 

そして本編も素晴らしかった。。。

 

ノリきれなかった理由第2として

 

個人的に「内通者」や「虎杖殺害」を阻止するぞという1本線のストーリーしか追えてなかったという理由がありました。

 

ただ今週いろんな要素が加わって

 

・虎杖の修行

・京都勢のポジティブな掘り下げ

・交流会の意義

・「宿難の器」に対する恐怖(それを逆手にとった上層部の思惑?)

 

「交流会篇」どんどん深みを増していますよね。

 

三輪ちゃんが2年生ながら学長の側近ポジを買ってでていたのも、

嫌なのに作戦に加わる理由も掘り下げがあって

その理由も清々しくてよかったですね。

 

 

団体篇ですがある程度個人マッチングになりそうですね。

 

パンダ野薔薇に絡まれている西宮のもとにはメカ丸と真依がフォローに向かっているので「呪骸対決」と「因縁対決」がうまれそうです。

 

 

そして少し気になったワード

伏黒から出た「御三家」

これ初出ですよね・・?(ちがったらごめんなさい)

 

「加茂家」は含まれるとして

残り二つはどこでしょうか。乙骨の家系が入るでしょうか。

 

「禅院家」もはいりますかね。

 

 

御三家集会とかしているんですかね。

「宿難の器」である以上に虎杖を始末する理由がありそうな言い回しでしたよね。

 

 

 

そして虎杖VS東堂も斜め上の方向に盛り上がってまいりました。

「100パーの呪力を打撃にのせる」のが解決策でしょうか。

 

 

ただ「少ない呪力でも打撃が成立しているから動きが読みづらい」ことはほめているので

 

「決めの一発」と「ジャブ」を使い分けることができるようになるのが解決策なのでしょう。

 

映画鑑賞で培った「いつでも一定の呪力」から「呪力量をコントロールできる」ように頑張っていただきたい。

 

 

 

 

今週はこの辺で。

ではでは。