【呪術廻戦25話感想】虎杖 vs 吉野はあまりにも悲痛
呪術廻戦25話
サブタイトルは「固陋蠢愚(ころうしゅんぐ)」です。
意味は以下の通り
他人の意見を聞くことなく、視野が狭いために、柔軟で適性な判断が出来ないこと。
「固陋」は他人の考えを聞かず、視野が狭いこと。
「蠢愚」は愚かで知識がないこと。
(四字熟語辞典オンラインより)
他の人物に重複でかかっている可能性もありますが、吉野をあらわしたタイトルとみていいでしょう。
吉野は「真人」「虎杖」と出会い、それぞれから生殺与奪に対しての考え方をきいてます。
今週彼が取ろうとした行動は「真人から得た考え方」というよりはむしろ「元々自分がとりたかった行動や考え方を後押ししてくれた考え方」によるものでした。
幼魚と逆罰篇の冒頭、吉野はこう言ってます
「嫌いな人間が死ぬボタンがあっても多分押せない、でも僕のことを嫌いな人間が死ぬボタンなら迷わず押す」(呪術廻戦第19話より)
つまり悪意を先に向けられたら同様の悪意で返すということです。
今回彼がとった行動はその考え方まんまです。
そして矛先を間違ってしまってます。
吉野は罰を受けるべきではありますが
それでも今週はやられました…
先週初登場のめちゃ素敵な吉野母が翌週1ページ目の報告書で無残な死を遂げることを誰が予想したでしょうか…
警察や救急車を呼ぶこともせず
1人で母の血を丁寧に拭き取り、
遺体がなるべく腐らないように保冷剤と氷嚢を敷きつめて布団をかけてあげる吉野を想像しただけで本当にきつい
そして葬式の代わりに喪服を着て復讐に向かう吉野がつらすぎる
加害者に仕立て上げられたのは伊藤翔太くん
吉野もアフロの彼のようになにか頼まれてたんでしょうか。
それを断ったかなにかして間接的にいじめを受けていたのでしょうか。
ともあれ個人的な恨みがあったことはたしかなようです。
額の根性焼きを隠すために片目を隠す髪型をしていた吉野くんがまたつらい
根性焼きに対してのヘイトが呪術に顕現しちゃってるのもまたつらい
これもまた悪意を悪意でかえす彼の信念なのでしょう
そしてあらわれる虎杖
「いつか」悪い呪術師と戦ったりするよね
虎杖に向けられた台詞はすぐに回収されてしまいました。
「いつか」人を殺さなければいけない
この「いつか」はどうなるのでしょうか。
はい。
気になることをいくつか。
・呪霊サイドの狙いはやはり虎杖でした。
虎杖では今の吉野に敵わないとの見込みでしょうか。宿難に助けを求める前提で話が進んでます。
実際の力関係が不明なのでここは少し首を傾げてしまいました。
・夏油の狙いはなんでしょうか
指を高専に回収させたいとのことですが
(味方にできる前提の)虎杖に取り込ませるより大きいメリットがあるのでしょうか
・伊地知さん行方不明だけど説教されてないかしら。すごく心配。
・固陋蠢愚の 「蠢」の字に「日=火」「虫」と吉野のトラウマがはいってるのは偶然でしょうか。術式が虫関係だったら相当つらい。
・ナナミンは虎杖を助けにきて真人と再戦するのかな。
・あんだけ大きな帳が降りたら他の高専生も援護きてくれないものかね
今週はこの辺で!
来週もこわい
(コメントとかこないかな)